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スパイスのハーブの違い

スパイスは味や調理法、また利用する目的によって分類されますが一般的に、種子を利用するシード・スパイス、実や蕾を利用するスパイシー・スパイス、葉を利用するハーブ・スパイス、など植物の部位によって分けられます。


ハーブといえばハーブティーを思い浮かべますが、他にも入浴剤や化粧品などに利用されて薬草として女性に大変な人気を呼んでいます。中には自分でハーブを栽培して利用している人もいるそうですね。
そんなハーブですが、ハーブと呼ばれている植物にはセリ科とシソ科の植物が多く、主に葉の部分を使用します。葉であれ種子であれ生であれ、特に調理に利用することを目的とされているものはすべてスパイスと呼ぶようにしています。
つまりハーブもスパイスの一部と考えてよいでしょう。


スパイスを料理に使用する場合は辛み付けや香り付けや臭い消しが主な目的となっており、まだ冷蔵庫が普及していないときには防腐剤として使用されていました。
一方ハーブは身体的な健康に限らず、その香りからストレスを取り除いたりリラックス効果を得たりと、精神的な健康を保つための目的も持っていることを知っておきましょう。