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オレガノ

オレガノは別名(はなはっか)と呼ばれ、地中海東部沿岸が原産地とされています。オレガノの特徴はかすかな苦味と青じそのような香りです。イタリア料理には欠かせないスパイスで、その風味は収穫時期によって微妙に違い、開花後が最も良品だとされています。


【オレガノの用途】
オレガノはギリシャ語で山の喜びという意味を持ちます。それはオレガノが地中海で育ちその土地の人々の舌を喜ばしたからと考えられています。特にトマトを使った料理には欠かせないハーブで、イタリアでは肉や野菜と幅広くオレガノを料理に使っています。

【オレガノの作用】
オレガノの芳香成分であるカルバクロールとチモールには抗酸化効果があり、風邪や気管支炎や口内炎などの疾患に処方されることもあります。

【オレガノの調理法】
鶏肉やラム肉の臭い消しにも効果的で、生のオレガノはそのまま薬味としてサラダにも使用できます。またドライタイプのオレガノは消臭効果があるのでトイレにおいても良いでしょう。
さらに入浴剤に入れるとリラックス効果が得られます。よく合う料理はラム料理・トマト料理・ピザ・オムレツなどなど。