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わけぎ

わけぎ（ふゆき）はユリ科の多年草で、中国西部が原産地となっています。白ネギよりも香りが強く、あさつきよりも穏やかな味が特徴です。ちなみに関東でわけぎとはわけネギという品種です。


【わけぎの用途】
わけぎは見た目は通常のネギよりも小柄で何本も束なって株を作っています。西日本で古くより栽培されてきた葉ネギで、分球性のタマネギと分けつ性のネギとの雑種から生まれたネギになっています。

【わけぎの作用】
わけぎは葉の部分を食べるのでカロチンの摂取ができます。あさつきと薬効や栄養素は似ているが、あさつきよりも加熱して食べれるので栄養素の摂取量は多くなります。
ビタミンＣが白ネギの２倍の含有量なので体の免疫力と抵抗力の向上に効果的、カロチンが白ネギの６倍なので風邪予防や血行促進の効果があります。

【わけぎの調理法】
わけぎは加熱することで旨みも甘みも増えるので、生ではあまり食べません。しかし加熱しすぎるとシナシナになってしまうので、さっと湯がいて食べるのがおすすめです。
薬味としてもおいしく食べられ、鍋物・煮物・汁物なんでも合います。