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せり(川菜)

せりはセリ科の多年草で、日本が原産地となっています。わずかな苦みとクセのある香りと風味が特徴で、食べるとシャキシャキとした食感があります。2000年前から食用となり、今では日本の春の七草の一つとなり定着しています。


【せり(川菜)の用途】
せりは野菜として栽培もされていますが、湿地や水辺に自生していることが多くあります。その野生のせりには毒を持つものもあるので注意が必要です。

【せり(川菜)の作用】
せり香りの精油成分には冷え性や風邪の予防に有効で、血圧を下げる作用から高血圧の改善も期待できます。日本では二日酔いの民間薬としても活躍しており、他にも解毒・リウマチ・神経痛の改善にも効果を発揮します。

【せり(川菜)の調理法】
せりの調理のポイントはアクをしっかりと抜くことです。調理の始めに軽く茹でてアクを抜き、水にさらすことで取り除くことができます。また鍋料理に加えることで肉や魚の臭い消しにもなります。
調理以外でもお風呂に入れれば関節痛や神経痛の改善にもなるそうです。