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ローズマリー

ローズマリーは別名(まんねんろう・めいてつこう)と呼ばれ、南ヨーロッパが原産地となっています。ローズマリーの香りは強い香りですが清涼感があり、わずかに苦味を感じることができます。
一般的にスパイスやハーブの香りというのは飛びやすいとされていますが、ローズマリーはその強い香りが持続するという特徴を持っています。


【ローズマリーの用途】
ローズマリーはラテン語で海のしずくという意味と、マリアのばらという意味の説があります。若返りのハーブとされており、入浴剤として日本でも愛されています。

【ローズマリーの作用】
ローズマリーは精油に抗酸化作用があるので老化の予防に効果的です。なかでも豚肉に対する抗酸化作用がとても強く、豚肉料理にローズマリーを使用すると発がん物質の形成を抑えるなどの効果が期待できます。
日本でも精油を風邪・インフルエンザ・リウマチなどの治療に用いています。またリンスに使用するとフケの防止になるとされています。

【ローズマリーの調理法】
肉や魚の臭みを取るのに有効ですが、パウダーのものを使用すると香りが強くなりすぎてしまうので、なるべくホールのものを使うようにしましょう。
またローズマリーは調理以外でも化粧水や入浴剤としても活躍します。よく合う料理はマリネ・肉のソテー・グリル・焼き菓子などなど。