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ローリエ(月桂樹)

ローリエは別名(月桂樹)と呼ばれ、クスノキ科の常緑高木で、アジア西部が原産地となっています。ローリエはかすかな苦みと清涼感のある香りが特徴です。香水の原料としても利用されています。


【ローリエ(月桂樹)の用途】
ローリエはハーブとしては葉を利用します。多くの料理の香り付けに使用され、スープやブイヨンを作るときに加えるブーケガルニには欠かせないハーブとなっています。またローリエとはフランス語ですが、英語でローリエはベイリーブスと言います。

【ローリエ(月桂樹)の作用】
ローリエは鎮痛効果があるので、神経痛やリウマチに効果的です。また実から採取できる精油には発汗作用や健胃作用が期待できます。

【ローリエ(月桂樹)の調理法】
ローリエの香り成分は揮発性なので刻んだりちぎったりすることで香りが強くなります。またその香り成分は油に溶けやすいので材料と一緒に炒めることで香りを移すことができます。
カレーやシチューやスープなどの香り付けにも有効ですが、長時間煮込むと苦みが出てしまうので注意が必要、また煮込み終わればすぐに取り出してください。